平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2020年の日本の経済成長率はマイナス5.4%となり、世界各国も軒並みマイナス5%前後の厳しい結果となりました。このコロナ禍は靴業界も同様の痛手を被っていますが、一方でグローバルなワクチン接種が進み、さまざまな経済再生への道が模索されつつあります。 IMFの予測では、本年2021年にはすべての国の経済成長率がプラスに転じ、世界の経済成長率を4.7%と予測しています。(2020/9時点) 依然としてこのコロナ禍により未来が不透明な時期ではありますが、このピンチをチャンスに変えて、新たな施策に私たちは挑戦してまいります。 具体的には、SDGsへの積極的な取り組みです。
このSDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、”Sustainable Development Goals”の略です。国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた持続可能な社会のための17項目の開発目標が挙げられています。その一環としての「アジア諸国と連携した暮らしと雇用の創出」「トレーサビリティ等のビジネスの見える化」「スマートシューズの展開」「社会課題を解決するフットウェアサービス」などを投資家の皆様だけでなく、社会全体を巻き込み、誰もが享受できるイノベーションを継続的に起こしていく所存です。 この挑戦こそが当社の魅力造りの土台になるのかも知れません。こうした靴業界を取り巻く新しい環境は、今後のビジネスに大きな展開と可能性をもたらすに違いありません。
あゆみつづける― 確かな未来へ・・・・・・
人間の身体を支えるフットウェアを通して社会貢献の出来る企業活動を目指します。 今後とも格段のご愛願、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長 笠井庄治